目が回る恐怖のトンネルも 科学館で「おばけ展」

新潟県上越市下門前の上越科学館で2012年7月21日、夏の特別展示「ゆかいなおばけ展」が始まった。「科学のおばけ屋敷」の中でさまざまな体験ができる企画。展示は8月26日まで。

入り口を入ると吸血鬼や狼男などの絵画が立体的に飛び出して見えるホログラムと、ブラックライトに照らされた大きなお化けが迎えてくれる。その先には光の三原色である青、緑、赤のLEDライトを高速で点滅させた部屋でロープや輪を回転させて虹のように見せる展示などがある。

今回の展示の目玉はその先にある、銀河のように星がちりばめられたトンネルの内側が回転して平衡感覚を麻痺させる「恐怖のワームトンネル」。多くの子供たちが、まっすぐ歩けない不思議な感覚を体験した。市内の小学3年生は「ぐるぐるして宇宙みたいですごく面白かった」と何度も入っていた。

入館料は一般600円、小中学生300円。

平衡感覚が麻痺してまっすぐ歩くのが難しい「恐怖のワームホール」(クリックで全体表示)
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吸血鬼のホログラム
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ブラックライトに照らされたお化け
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白いひもを振り回すと青、緑、赤の光の三原色に分解される「虹を作る実験室」
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↓上越科学館の夏期特別展示のページ
http://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kagakukan/specialexhibition24.html