上越市の新水族館 有識者による検討スタート

新潟県上越市は2012年7月3日、老朽化している市立水族博物館(同市西本町4)に代わる新らたな水族館について検討する有識者による検討員会のメンバーに委嘱状を交付した。委員会は主に経営面からの検討を行い、年内に一定の結論を出す予定だ。


上越市立水族博物館

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現在ある水族博物館は1980年に建てられたもので老朽化が進んでいる。市は庁内で検討した結果として、新水族館の必要性を認める報告書を昨年まとめた。庁内検討報告書では、場所は現施設西側にある第一駐車場での実現可能性が高いとされている。また事業費は施設建設費で最大約63億円を想定しており、財源としては合併特例債の活用を検討している。ただ、実現可能な施設規模や損益分岐点の明確化などの整理が必要とされた。

今回の有識者による検討委では、庁内検討の結果を受けて、集客見通しや採算性、経済効果など主に経営面の課題を専門的な観点から検討する。委員は新江ノ島水族館など既存水族館の経営者や
経済学などを専門とする大学教授、観光事業者ら6人で、村山市長が委嘱状を手渡した。

委員会は今月中に初会合を開き、4、5回の会合を開き、年内に一定の結論を出すとしている。村山市長は「検討結果をきちんと整理し市民の皆さんに説明したい」と話した。