飼育数日本一のマゼランペンギンのひな誕生

マゼランペンギン飼育数日本一を誇る新潟県上越市西本町4の上越市立水族博物館は2012年6月12日、今年誕生したマゼランペンギンのひなを報道陣に公開した。ひなは飼育員に抱かれて登場し、手足をパタパタさせて動き回る元気な姿を見せた=写真=

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公開したのは5月17日にふ化したひなで、体長28cm、体重1.25kg。白黒模様の大人のペンギンと違い、フワフワとした灰色の羽毛に覆われつぶらな瞳をしている。

現在は来館者からは見えない巣箱の中で親と生活しているが、7月上旬には毛が抜け変わって大人に近い姿になり、巣箱から外に出て親やほかのペンギンと共に水槽で泳ぐ姿が見られるという。

同館のマゼランペンギンは毎年3~6月に産卵期を迎え、平均10羽ほどのひなが誕生している。今年は11日までに10羽のひながふ化しており、飼育数は合計106匹。