外貨詐欺で妙高市の70代女性が2400万円被害

妙高警察署は2012年6月4日、新潟県妙高市内に住む70代女性がアフリカ・スーダンの外貨投資をめぐる詐欺で現金2400万円をだまし取られたと発表した。

同署の発表によると、今年4月上旬、女性宅に東京都内の業者からスーダンポンドについてのパンフレットが送られてきた。その後別の業者から女性に電話があり、「スーダンポンドを買ってもらえば高利息を支払う」「今は一口15万円だが、来月からは28万円になる」などと購入を持ちかけた。女性は4月下旬、妙高市までやってきた業者に現金五百数十万円を手渡し、その後も5月下旬までの間に郵送で複数回現金を送り、合計2400万円が業者に渡った。

同居の家族が女性の取引に気付き、業者に連絡したものの返金されず、上越市消費生活センターに相談したところ、詐欺であることが判明した。同様の被害が全国で多発しているといい、警察では注意を呼び掛けている。

↓国民生活センター「スーダンポンドの購入を持ちかける業者に注意!」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110224_2.html

事件事故