関川河口で3人乗りボート転覆 遊漁船が救助

上越海上保安署によると、2012年5月26日午後0時半ごろ、新潟県上越市の関川河口沖合でミニボートが転覆し乗っていた男性3人が海に投げ出されたと通報があった。3人は現場を通りかかった遊漁船にすぐに救助され無事だった。

同署によると、転覆したミニボートは所有者で上越市南本町の自衛官、吉永和秀さん(45)が操縦し、静岡県御殿場市の自衛官、岩村雄一さん(38)、同市の自衛官、鈴木庸浩さん(35)が乗っていた。3人は同日午前4時半ごろ、関川左岸を出発し、河口沖合450mの導流堤の上で釣りをした後、帰る途中に河口沖合350mの海上で転覆。目撃者が通報し、新潟海上保安部の巡視艇とヘリが出動したが、近くを通った群馬県安中市の原田幸一さんが操縦するプレジャーボートが3人を救助し、マリーナ上越に着岸した。3人は救命胴衣を着用しており、けがなどはなかった。

マリーナ上越で、警察や消防に事情を聞かれる3人と救助した人たち(2012年5月26日午後1時10分撮影)
tenpuku

関川河口沖では5月13日に、釣りに出た市内の男性(65)の遊漁船が転覆し、男性が死亡する事故が起きている。

関連記事