長岡空襲犠牲者を悼む長岡花火を題材にした映画「この空の花―長岡花火物語」のメガホンをとった大林宣彦監督と出演者が、2012年4月7、8日の両日、新潟県内6か所の映画館で舞台挨拶をすることが決まった。上越市富岡のJ-MAXシアターでは、8日午前11時から行う。
映画は2004年の新潟県中越地震を乗り越え復興した新潟県長岡市を舞台に、ひとりの女性地方紙記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく。長岡空襲をめぐり、過去と現在が交錯する幻想的な内容だ。
ロケは昨夏、長岡市を中心に行われ、1200人以上の市民がエキストラとして出演した。大林監督は「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作をはじめ、全国各地で古里をテーマにした作品を撮影しているが、新潟県での撮影は初めて。
舞台挨拶には大林監督と、新人で少女・元木花を演ずる一輪車の世界チャンピオン猪股南さんらが登壇し、映画のエピソードなどについて約20分間語る。
舞台挨拶は午前11時から行われる。全席指定のため、11時30分上映の回の入場券が必要。
新潟県内では、7日がT・ジョイ長岡、ワーナー・マイカル・シネマズ県央、ユナイテッド・シネマ新潟、8日はJ-MAXシアターのほか、ワーナー・マイカル・シネマズ新潟、T・ジョイ新潟万代でも行われる。
↓「長岡映画」製作委員会のサイト
http://www.locanavi.jp/konosora/