東京スカイツリーに引越し マゼランペンギン 上越から

新潟県の上越市立水族博物館で飼育しているマゼランペンギンが2012年5月にオープン予定の東京スカイツリー(東京都墨田区)に併設する複合施設にできる「すみだ水族館」で展示される。2月27日朝、ペンギンの引っ越しが行われ、10羽は飼育員に見送られて上越を後にした。

木の箱に入れられ、車に積まれ旅立ったマゼランペンギン
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上越市立水族博物館には106羽のマゼランペンギンが飼育されており日本一の飼育数を誇る。このうち10羽が日本一高い建造物となる東京スカイツリーに行く。

10羽は昨年生まれた若くて元気な鳥を中心に飼育員が選んだ。午前8時半ごろから、ペンギンの引っ越し作業が行われ、木箱に2羽ずつ入れて、車に積み、同9時半ごろ出発した。すみだ水族館はスカイツリーと同じく5月22日のオープン予定のため、当面ペンギンたちは静岡県沼津市のあわしまマリンパークで過ごす。

上越市立水族博物館のペンギン飼育を担当者は「ここからいなくなるのはさみしいが、向こうでもお客さんに可愛がられるようになってほしい」と話していた。