県道で雪捨て作業中のダンプに男性ひかれ死亡

2012年2月21日午前10時40分ごろ、新潟県上越市の上越大通りと県道青柳高田線が交わる南本町2交差点付近で、同市鴨島1の会社員、宮越三枝子さん(58)運転の10tの大型ダンプ車と同市南本町2の会社員、関暢夫さん(66)が衝突。関さんは脳挫傷などで間もなく死亡した。

宮越さんは今池方面から上越大通りの交差点を新井方面に向かって左折する際に関さんと衝突したとみられ、警察の調べに対し「何かを踏んだ」などと話しているという。

市内では大雪が一段落し、連日ほとんどの幹線道路で、路肩の雪壁を崩しダンプで雪捨て場に運ぶ排雪作業が行われている。県上越地域振興局地域整備部によると、宮越さんの勤務する建設業者は大貫の県道上越新井線(通称山ろく線)で排雪作業を行っており、事故当時、宮越さんは新箱井橋近くの雪捨て場で雪を下ろした後、再び山ろく線に向かう途中だったという。

県上越地域振興局地域整備部は、今回の事故の発生を受けて、各業者に同様の事故が今後発生しないように注意喚起を行った。

事故現場(上越大通りから今池方向に撮影)
事故の場所1

事故現場の地図

より大きな地図で 排雪作業中のダンプに男性がひかれ死亡2012年2月21日 を表示

*事故発生当初、関さんの身元が不明でしたが、その後警察の捜査により判明したので、記事を書き換えました。(2012年2月22日午前6時)