木の香り漂う日本酒 「シダーカスク2016」 600本限定で販売

新潟県上越妙高地域の酒屋12店が共同運営する「酒らぼ」は2016年6月3日、鮎正宗酒造の純米酒ベースに杉樽で数週間寝かせ、木の香りがする「鮎正宗 シダーカスク2016」を600本限定で販売した。720mlで1600円(税込)。

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杉(シダー)と樽(カスク)から命名された同商品は、昨年7月に発売し、限定400本が即日完売となったものの2016年バージョン。雪解け水由来の軟水の仕込み水を使用した、すっきりとした味わいが定評の鮎正宗に、爽やかな杉の香りをバランスよく合わせて、暑い日でも冷酒で飲める夏向きの商品をと考案された。緑を基調としたデザインはシンプルで、昨年の清涼感あるイメージを引き継ぐかたちでラベルにもひと工夫が施してある。

事務局の飯島達徳さん(34)は「上越の酒のおいしさを若い人にも楽しんでもらおうと、デザインを含めて考えている。多くの世代にとって日本酒に触れるきっかけとなってもらいたい」と話している。

取り扱いは酒らぼ加盟の12店。ホームページは http://sakelab.net/ 。