♪黄色い角あるトナカイさんは~

上越市の市立水族博物館はクリスマスにちなみ、「トナカイフグ」とも呼ばれるハコフグの仲間「コンゴウフグ」を、エントランスホールの特別水槽で展示している。黄色い体にトナカイのような角を持つ可愛らしい姿が人気を集めている。展示期間は2010年12月25日まで。

トナカイを連想させる角を持つコンゴウフグ
20101203hugu

展示しているのは体長5~8センチのコンゴウフグ3匹。同館によると、コンゴウフグは静岡県以南の太平洋からインド洋に分布する魚で、サンゴ礁周辺など浅い海に生息する。目の上に棘(きょく)という飛び出した部分があり、一対のトナカイの角に見えることからトナカイフグの別名を持つ。胸、背、尾のひれを使って、水槽内を前後左右、自由自在に泳ぐことができる。

同館には小さな子供を連れた家族らが訪れ、ひれを動かしてゆっくりと泳ぐ可愛らしい姿を楽しそうに眺めていた。