上越消防は忘・新年会シーズンに合わせて住宅用火災警報器(住警器)の啓発キャラクターをデザインした「箸(はし)カバー」を飲食店などに配布している。2011年5月末の設置義務付けまで半年を切り、宴会で目にしてもらうことで普及に追い込みをかけようというユニークな試みだ。
上越消防ではこれまでも、住警器普及に向けて職員手作りのCMのほか啓発キャラクター「ジューケーレンジャー」などさまざまな取り組みを続けている。今回は箸カバーを1万枚作り、管内6署の防火管理者協会の協力を得て会員の飲食店などに配布した。
上越消防では「あと半年を切りました。あらゆる場で目にしてもらうことでピーアールを図りたい」としている。
またこのほか、職員から題材を募集して作ったポスター2500枚を公共施設だけでなく、ガソリンスタンドや書店、ドラッグストアなどに配布してピーアールしている。