今月に入り上越市内で自動販売機荒らしが相次いで発生している。市によると、2010年10月21日から22日にかけて国府１や吉川区で発生するなど、未遂を含め今月は８件にのぼる。
市によると、22日午前6時15分ごろ、吉川区原之町の吉川体育館の脇に設置された自動販売機１台が破壊されているのを付近を通りがかった市民が気づき警察に通報した。連絡を受けた設置業者が調べたところ釣り銭や売上金、約１万２０００円と商品数点が盗まれていた。市は体育館の管理人が帰った21日午後10時から翌朝にかけて壊されたとみている。
↓被害にあった吉川区原之町の吉川体育館脇の自動販売機
（写真・上越市市吉川区総合事務所提供）
また21日午後１時30分ごろ、国府１の雑貨店で店の前にある自動販売機の扉をこじ開けようとした形跡があるのを、女性店主が発見し、上越署に通報した。自動販売機内部の現金や商品に被害はなかった。
こじ開けようとした跡がある国府1の自動販売機
今月に入り市内では、自動販売機荒らしが相次いで発生しており、17日にも柿崎区総合運動公園内で自動販売機２台が壊され、中にあった売上金などが盗まれている。
