2011年 あけましておめでとうございます

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料亭やすねのおせち「七寸校倉三段重・夫婦鶴」

「上越タウンジャーナル」をご愛読いただいている皆様に、新年のごあいさつを申し上げます。

2010年1月に、地域から発信するニュースメディアとして産声をあげた「上越タウンジャーナル」は、早くも丸1年を迎えました。

You-tube、u-streamや、googleマップなど、ネットメディアならではのツールを駆使して、上越の政治経済からグルメまで幅広いニュースを、できる限りのスピードで取り上げてきました。

おかげさまで、昨年12月には1日2万5000ページビューを突破するなど、多くの皆様にご支持をいただきました。

また、ライブドアが主催する「日本ブログメディア新人賞」で、応募総数1729ブログから、9つの最終ノミネートブログに残るという大変うれしい知らせがありました。最終結果は今月中旬に発表されますので、応援ツイートをよろしくお願い致します。



映画「武士の家計簿」
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ところで、京阪神、近畿や北陸の一部に「にらみ鯛」という奇習があります。 鯛の尾頭付きを元旦に飾り、三が日は箸をつけないというものです。

現在、上映中の時代劇「武士の家計簿」の中にも、金沢藩の猪山家が財政立て直しのため、息子の元服の宴席に絵に描いた鯛を並べた場面があります。

この映画には、金融破綻、リストラ、教育問題、利権と収賄など、現代の我々が直面している問題が含まれていて、いろいろ示唆に富むものがあります。

国も県も市も税収不足と増大する借金などで苦しんでいますが、身を切る辛さの中にも、絵に描いた「にらみ鯛」のような、明るいユーモアが必要ではないでしょうか。

「上越タウンジャーナル」は、大きく羽ばたくために、産みの苦しみと楽しさを同時に味わっています。

いつかは本物のおせち料理が食べられるよう、いまは「にらみ鯛」で新年を迎えます。

(協力・上越市仲町2「料亭やすね」