宝くじで3億円!カウボーイ店から出た!

昨年2010年12月31日の大みそかに抽せん会が行われた第596回年末ジャンボ宝くじで、上越市富岡のカウボーイ店から1等2億円と、前後賞5000万円の当たりくじが出た。同売り場は良く当たることで知られており、1億円以上の高額当せんは2007年のドリームジャンボ以来で、4回目となる。

高田たばこ販売共同組合(藤本順一理事長)によると、年末ジャンボは同組合直営のジャスコ店、カウボーイ店のほか、市内9か所の加盟店の売り場を合わせて約39万5000枚を販売した。県内で1等は3本出て、そのうちの1本がカウボーイ店だった。

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カウボーイ店は2007年6月の「第522回ドリームジャンボ宝くじ」で1等2億円(前後賞合わせて3億円)が出て以来、3年半ぶりの高額当せんとなった。その前にも2002年のサマージャンボで2等1億円、2003年のサマージャンボで1等2億円と2等1億円が出るなど、良く当たる売り場として知られている。

同組合によると、当たりくじ(84組 142297)は連番なら1人で3億円の当せんになる可能性が高いが、バラ券で販売されたため、1等2億円、前後賞各5000万円の計3人の高額当せん者が出た可能性もある。

12年間、売り場で宝くじを販売している女性は、「約8割は顔なじみの方ばかり。当たると売り場に来て『当たったよ』とこっそり教えてくれる人が多いのですが、(1月5日午後2時30分現在)まだ誰もいらっしゃっていません」と言う。

また、「これまで高額当せんの人は男性ばかり。2003年のサマージャンボは高田の人でしたが、他は直江津の人が圧倒的です。昨年8月10日にミニロトで1186万円を当てた方も直江津の方でした」という。

同組合の藤本理事長は「不景気になると宝くじは売れるはずだが、ここまでどん底になると影響が出る。売上高はここ2年間下降しているが、久しぶりに当たりが出たので回復を期待したい」と話している。