「上越・夏の涼」企画(1) 冷やしシャンプー

暑い夏を少しでも涼しく過ごしてもらおうという「上越・夏の涼」企画の第1弾は、山形県発祥で、全国に広がっている「冷やしシャンプー」(または冷シャンプー)。 

=冷やしシャンプー動画・2分54秒=

上越市仲町2の「理容コバヤシ」(小林正和店主)は、市内でいち早く、昨年夏に「冷やしシャンプー」を導入した。2010年も夏限定で6月中旬からスタートし、好評を得ている。

シャンプーを冷蔵庫で冷やしたり氷を使う店もあるが、同店では、メンソール系のシャンプーやトニック、乳液を使い、清涼感を高めている。

冷やしシャンプーをする小林学さん
20100707shampoo_w

修行を終え、昨年4月から店を手伝っている2代目の学さん(27)が、導入に踏み切った。店の前には「冷シャンプーはじめました」というのぼり旗を掲げたところ、「冷やし中華を始めたのか、と言われたこともある」と笑う。

冷やしシャンプーののぼり旗
20100707syampo_nobori

冷やしシャンプーは追加料金を取らず、8月末ごろまで夏限定のサービスだという。

記者もこのシャンプーを体験させてもらった。

洗いはじめはそれほどではないが、じわじわと清涼感が出てくる。ごしごし力を入れて洗ってもらうと、マッサージ効果もあってすごく気持ちが良い。

シャンプー剤を流した後は、頭のてっぺんから涼風が吹き抜けるような感じ。そして、トニックで清涼感がピークに。毛根の奥までクール感がしみわたり、頭はまるで冷蔵庫の中のようにスーッとする。

最後に冷風のドライヤーで仕上げるのだが、木陰を涼風が足早に通り抜ける感じで、実に気持ち良い。仕上げ後もすっきり感は20分以上も続き、余韻が楽しめた。

上越市仲町2丁目6-11。営業時間は午前8時~午後6時30分。

理容コバヤシ ホームページ http://choki3.com/