4月の県議選へ梅谷守氏が事務所開き

4月に予定されている県議選上越市区(定数5)に立候補を表明している現職、梅谷守氏(37)=民主公認=の後援会が2011年2月6日、同市新光町1の上越文化会館で事務所開きと選対発足式を行った。

梅谷氏の後援会事務所は木田2のここ(グーグルマップへのリンク)

事務所開きには、民主党の筒井信隆農水副大臣も駆けつけた。選対本部長を務める前県議の杉田弘美氏や事務局長を務める栗田英明上越市議らのほか、約160人の支持者が集まった。

筒井氏は「今回は前回より厳しい。民主党への批判が渦巻いている。その上、民主党推薦の候補がこの選挙区からもう一人出るという意味で二重に厳しい。厳しいが、梅谷君は必ず皆さんの生活回復のために全力を挙げてくれる」と支持を呼びかけた。
支持者らとともに「ガンバロー」と気勢を上げる梅谷氏

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梅谷氏の後援会事務所は木田2のここ(グーグル地図へのリンク)

応援に駆けつけた筒井農水副大臣
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梅谷氏はこれまでの県議1期目を「蒲原政治の打破」「市民主導の政治」「とことん上越」の3本柱で取り組んできたと説明。現在の状況について「政策論争より政局に傾きがちな議会内の壁、数の論理という壁にぶち当たっている」とした上で「(マックス・ウェーバー『職業としての政治』から引用して)『それでもなお』と溢れる情熱と理想を高く掲げて戦い、ともに歩んでいきたい」と決意を語った。

栗田事務局長の説明によると、今回の県議選に向けて、筒井氏が支部長を務める民主新潟県6区総支部と筒井氏の後援会、連合上越地域協議会、市民ボランティア、梅谷氏の後援会の5本柱で選対を組んだという。

4月の県議選には梅谷氏のほか、小林林一(66)、楡井辰雄(58)、市村孝一(49)=いずれも自民公認=、小山芳元(62)=社民公認=の現職4氏、上越市議の近藤彰治氏(60)=みんなの党公認=、上越市議を辞職した無所属、矢野学氏(70)、同じく市議を辞職した無所属、民主推薦の滝沢一成氏(54)、日本共産党上越地区委員長の伊藤誠氏(36)=共産公認=が出馬予定。
 定数5に9人が挑む激戦が予想される。