ダイナミック!高度100mからのお花見

高田城百万人観桜会の4000本の桜を、鳥の目になって空から見てみたいと思いませんか?

しかし、桜を楽しむにはセスナやヘリコプターでは飛行高度が高すぎます。高度100m~200mの低空で飛ぶ必要があります。そんな夢のようなお花見をかなえてくれるのが、産業用の無人ヘリコプターです。

上越市本町5の航空写真調査株式会社(小田信忠社長)の協力を得て、2010年4月16日、観桜会場で空中撮影を試みました。

<動画=5分0秒>

産業用無人ヘリコプターといえば、農薬の空中散布などで知られますが、同社のヘリはそれよりやや小型で、静止画や動画の撮影に特化した全長2mの機種。地上でモニターしながら、ラジコン操作で飛行を制御できます。

積載しているGPS装置で制御することにより、空中でホバリング(静止)し、360度を撮影できるため、セスナを使っても不可能だった空中写真が撮れます。

現在は地滑り地域の防災調査、急傾斜地の崩壊法面の測量・解析、大型土木工事、ほ場整備など公共工事での需要が多いのですが、ポスターやパンフレットに使用するなど、企業の需要も伸びています。

午前8時30分、高田スポーツセンター駐車場から飛び立ったヘリは、高田城三重櫓を中心に上空100メートルから200メートルを旋回。約10分間、デジタルカメラで撮影を行いました。

同社では、今後も高田公園をはじめ上越市の春夏秋冬の風景撮影を続ける予定です。

撮影についての問い合わせは同社、025-526-3256。

高田城百万人観桜会の空撮写真(三重櫓上空)
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上空からの高田公園(陸上競技場付近)
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