環境衛生公社がタンクローリーで温泉販売

ごみ収集などを行っている上越市環境衛生公社が2011年3月1日から、上越地域の温泉水を専用タンクローリーで汲み上げ、福祉施設などに販売する事業を始める。

温泉をくみ上げて販売する専用のタンクローリー
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温泉水の販売は一般財団法人である同公社の新たな収益事業で、柿崎区の上下浜温泉、妙高市の関温泉、神の宮温泉の各天然温泉の源泉をくみ上げて、1リットルあたり10円で販売する。同公社によると、大規模な温泉水販売は県内初の試みという。

福祉施設などにはタンクローリーで配達するが、家庭向けには配達しない。家庭で利用したい人は上越市春日新田5の同公社にポリタンクを持参して購入する。

温泉水販売の問い合わせは同公社(025-543-4121)まで。ただ温泉の成分で家庭用の風呂が故障する恐れがあるので、同公社では予約時に問い合わせてほしいとしている。