IoTやビッグデータなどテーマに 上越市が新分野・新産業参入セミナー

新潟県上越市は、IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、人工知能などによる「第4次産業革命」をテーマにした新分野・新産業参入チャレンジセミナーを2016年2月9日と3月8日に、土橋の市民プラザで開催する。

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IoT (Internet of Things) やビッグデータ、人工知能といった革新技術の進展による「次世代のものづくり」が注目され、第4次産業革命と呼ばれる変革が進む中、世界のものづくりの現場で何が起き、将来はどのように進んでいくのかなどを紹介する。

第1回は2月9日。午後2時からは、経済産業省製造産業局ものづくり政策審議室の榊原風慧係長が「IoTによるものづくりの変化とIndustrie 4.0」と題して、IoT、ビッグデータ、人工知能の3つの革新的技術の連携活用やネットワーク化を背景とした産業構造の変革について講演する。同日午後3時からは新潟工科大学の原利昭副学長が「第4次産業革命を“迎える”中小企業の備え」として中小企業の自社製品の世界展開と可能性などについて語る。

第2回は3月8日。午後2時から、NPO法人 CeFIL の横塚裕志理事長が「デジタル・ビジネスのすすめ」と題して、従来型ビジネスから新型ビジネスへの転換などについて講演する。

会場はいずれも市民プラザ2階の第2会議室。定員は各40人で、受講料は一人500円。1回のみの参加も可能。2月5日までに上越ものづくり振興センターのホームページ (http://www.j-monodb.jp/) などにある申し込み書に必要事項記入してメールなどで申し込む。電話025-522-2666。