「高城華蓮」「火打跳馬」など トキ鉄駅員新キャラの名前決定

新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は2021年3月8日、インターネットで募集していた「新人駅員」をイメージした男女5人の新キャラクターの名前を発表した=写真=。いずれも城や蓮、雪、はね馬、ヒスイといった沿線の特色を連想させる名前で、関連グッズも20日に発売する。


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名前は、高田駅所属が高城華蓮(たかじょう かれん)、直江津駅が凪音零(なぎね れい)、妙高高原駅が火打跳馬(ひうち とうま)、糸魚川駅が奴奈川翡翠(ぬながわ じぇいど)、新井駅が美雪苗香(みゆき なえか)。329件の応募の中から、同社が選んだ候補を組み合わせたり、名だけの場合は同社が駅や地域にちなんだ姓を考案したりして、5人の名前を決定した。

また13日に糸魚川市押上2に開業する新駅、「えちご押上ひすい海岸駅」所属の駅員キャラクターの三葉葵(みつは あおい)も発表された。名前は生徒が同駅を利用する県立糸魚川高校の「三つ葉葵」の校章にちなんで、同社が考案した。

関連グッズの缶バッジ
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新キャラクターは、今後、所属する各駅や駅周辺地域のピーアールに活用する。駅舎内の掲示物をはじめ、ぞれぞれのアカウントでSNSを使った広報活動など、新たな手法の情報発信を検討している。

同社営業課の池田香羊さんは「駅を利用する皆さんに身近に感じてもらえるよう、会社と地元地域でキャラクターを育てていきたい」と話している。

缶バッジやクリアファイル、ポストカードなどのグッズも製作し、20日に直江津駅自由通路で開業6周年記念として開催する「あすかマルシェ」で販売する。時間は午前10時から午後2時まで。

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