スタッドレスでもチェーン義務付け 大雪時の規制区間発表 上信越道 新井PA─信濃町IC

国交省は2018年12月10日、今冬から大雪の際にチェーン装着を義務付ける規制区間を発表した。新潟県上越地域では上信越道の新井パーキングエリア─信濃町インターチェンジ間の25kmが指定された。規制が実施されると、チェーン装着車のみが通行可能となり、スタッドレスタイヤを装着していても通れない。

チェーン規制は、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時に実施される。国交省は今回、勾配が大きい峠部など、過去に大規模な車両立ち往生などが発生した全国13区間を指定した。県内ではほかに、国道7号の村上市大須戸─村上市上大鳥の16kmが指定されている。

規制対象の高速道路
高速道路

直轄国道
直轄国道

規制が実施されると、チェーンを装着しない車は車種を問わず、スタッドレスタイヤを装着していても通行できない。

大雪が予想される場合には、2、3日前から通行止めや規制について事前広報し、住民や運送業者らに迂回路などを周知するという。

上越地域の冬の幹線道路の様子
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