新潟県のゆるキャラ、レルヒさんの単管バリケード(安全柵)が2016年8月、上越市内の工事現場などに初登場した。片面はレルヒさんが一本杖スキーをしている姿、反対側にはスノーボードを楽しんでいる姿が描かれている。
バリケードは「株式会社レックス」(本社新潟市)が、商標を持っている新潟市の印刷会社と共同で開発したもので、道路建設業者などに貸し出している。
同社レンタル上越店の高桑淳店長は、「現在は上越地域でしか見られないが、今後は長岡や新潟にも登場する予定」と話す。
17日から20日まで全国中学校の柔道大会がリージョンプラザ上越で開かれており、大会キャラクターがレルヒさんであることから、駐車場内で同バリケードが使われ、注目を浴びていた。
レルヒ少佐の銅像がある金谷山に近い大貫では、大和土建工業が下水道工事現場などで、レルヒさんのバリケードを使っている。工事部の久保埜学土木課長は「当初はトッキッキのバリケードを使っていたが、レルヒさんに替えた。レルヒ少佐の地元だから、PRになると思う」と話していた。
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