【解除】上越市が和田地区全域と板倉区の一部に避難勧告 対象は2052世帯

【追記】

  • 上越市板倉区の避難勧告は7月1日午後7時10分に解除された。
  • 妙高市の避難勧告は7月1日午後6時25分に解除された。
  • 上越市和田地区の避難勧告は7月1日午後8時55分に解除された。

新潟県上越市は夜半から続く大雨で、矢代川石沢観測所の水位が避難判断水位を超えたことから、2017年7月1日午後1時10分に、和田地区全域に避難勧告を発表した。また、板倉区柄山と上久々野の一部に土砂災害の危険が高まったとして、午後0時15分に避難勧告を発表した。現在、上越地方には大雨洪水警報が出ている。

避難判断水位を超えた矢代川に架かる瀬渡橋(1日午後2時20分)
石沢

市危機管理課によると、矢代川にかかる瀬渡橋の水位が、避難判断水位の(標高)15m52cmを超える15m60cmになったため、避難勧告を発表した。

避難勧告の対象となったのは、2049世帯、5873人。避難所は、ラーバンセンター、大和小学校、和田小学校、石沢公会堂、和田地区多目的研修センターを開設した。

また、板倉区の避難対象は3世帯5人。避難所は寺野地区総合センター。

妙高市でも土砂災害の恐れが高まったとして、午後0時15分に上小沢、大濁、寸分道の69世帯133人に避難勧告を発表した。