身元不明の漂流遺体見つかる 上越市の直江津港内

2020年7月18日午前11時45分頃、新潟県上越市の直江津港内で身元不明の漂流遺体が発見された。上越火力発電所東側の護岸で海を見ていた市内に住む50代の男性が「護岸から100mくらい沖合に人のようなものが浮いている」と118番通報した。

上越海上保安署によると、遺体が発見されたのは、同市八千浦の直江津港第3東防波堤灯台から南東方向に約1600m付近の海上。発見当時、遺体はうつ伏せの状態で浮いていたという。

漂流遺体は男性で身長167cmの中肉中背。目立った外傷はないが腐敗が進み、顔や後頭部は白骨化しており、死後1か月以上が経過しているとみられる。緑色のフード付きジャンパーと黒色の半袖Tシャツ、紺色のジーパンに黒色のボクサーパンツを身に着けていたという。

遺体は同日午後0時20分頃、上越消防署のボートに引き上げられた後、上越警察署で検視が行われ、現在同署が身元を調べている。