新潟県上越市本町6の高田世界館は2018年2月3、4日に、同市高田地区の昭和の記録的な豪雪の様子を市民が撮影した映像を集めた「豪雪の町 高田の雪景色」を上映する。入場無料。
同市の金谷山スキー場などで同日に開催されるレルヒ祭にあわせた上映会。映像は、家庭に眠る地域の過去の映像や音声を集め、後世まで残すことを目的に活動している市民団体「頸城野ドキュメントライブラリー」が所蔵する8ミリフィルムや16ミリフィルムをデジタル化したもの。1968年(昭和43年)、1981年(同56年)、1984年(同59年)の仲町2や本町6、南本町2などの高田地区の雪に埋もれた街の風景や除雪作業の様子を市民が家庭用カメラで撮影した。
高田では、1981年(昭和56年)に最深積雪が251cmを記録した「56豪雪」、そして1984年(同59年)には292cmを記録。同年から1986年(同61年)までは、3年連続で豪雪となるいわゆる「3年豪雪」と特に大雪の年が続いていた。動画の他に写真なども紹介予定。
高田世界館では「映像は、単に昔の雪の風景だけでなく、高田の変わらない風景や変わってしまった風景を捉えたもので資料価値も高い」と来場を呼び掛けている。
時間は両日とも午前10時15分〜と午後2時〜の1日2回。上映時間は約15分。入場無料だが、引き続き通常の上映映画を鑑賞する場合は料金が必要。
問い合わせは高田世界館 電話025-520-7626。