七色の光の糸イメージ ポラテクノのラッピングトレイン運行開始

えちごトキめき鉄道(新潟県上越市、島津忠裕社長)は2015年7月28日、偏光フィルムなどを製造・販売するポラテクノ(上越市、森田博美社長)の企業イメージを列車全体にデザインしたラッピングトレイン=写真=の運行を始めた。えちごトキめき鉄道の車体ラッピング広告第1号で、デザインは地元の高校生が担当した。

ポラテクノラッピングトレイン

妙高はねうまライン(直江津─妙高高原)を走るET127系(2両編成)にフルラッピングした。ポラテクノのコーポレートカラーである青色をベースに、偏光板など光制御部材を製造販売していることにちなんで、七色に輝く光の糸が世界の空をつなぐ情景をイメージしたデザインとなっている。

県立上越総合技術高校建築デザイン科にデザインを依頼し、ポラテクノの社内投票の結果、3年の清水千夏さんの作品が採用された。

28日、直江津駅で出発式が行われた。ポラテクノの森田社長は「上越の地で皆さんと一緒に地域を盛り上げていきたいと思い実施した。今後も共に地域の発展に尽くしていきたい」とあいさつ。島津社長は「七色の光の糸が爽やかで素晴らしい出来栄えで感動している。地域貢献を掲げるポラテクノさんのイメージに合っている」と話した。

デザインした清水さんは「世界に光を届けるということをイメージして光7色での帯でデザインした。デザインが形になって嬉しい」と話していた。

直江津駅の竹内幸一駅長とデザインした清水さん(左)が出発の合図
出発

ポラテクノのラッピングトレインは今後2年間運行する。

えちごトキめき鉄道では、企業などを対象にラッピングトレイン(車体広告)を受け付けている。

ポラテクノのホームページ → http://www.polatechno.co.jp/
えちごトキめき鉄道のホームページ → https://www.echigo-tokimeki.co.jp/