上越市三和区で大麻栽培 男女2人を逮捕

上越警察署は2021年10月27日、大麻を栽培、所持したとして、男女2人を大麻取締法違反の疑いで10月6日に逮捕したと発表した。

発表などによると、群馬県高崎市江木町に住む飲食店従業員の男(51)と新潟県上越市上中田に住む会社員の女(39)は共謀し、今年5月頃から9月2日までの間、同市三和区払沢の屋外で大麻草5本を栽培した疑い。男は大麻約0.229g、女は大麻約0.304gを所持していたとして、それぞれの自宅で10月6日に現行犯逮捕された。

栽培されていた大麻草(上越警察署提供) 20211027大麻1

男の自宅からは乾燥大麻約515gを押収しており、新潟県内で今年押収した乾燥大麻としては最も多い。栽培していた大麻草からとれる乾燥大麻と合わせると約1190g(末端価格約714万円)となる。

同署によると、2人は知人同士で、栽培は密売目的ではなく自ら使用する目的だったとみている。2人の認否は明らかにしていない。

男の自宅から押収された乾燥大麻(同) 20211027大麻2