上越妙高駅内の土産店「さくら百嘉店上越妙高駅店」に、新商品のクッキー「春嘉秋冬(しゅんかしゅうとう)」が登場した。上越妙高地域の季節を表現した米粉クッキーで、地元パティスリーとの共同開発で誕生した。全8種。
同店は上越妙高地域の魅力的な商品を発信するため、地場素材を生かした土産品などを、地元店舗や企業などと開発している。今回は“女性向け土産"として上越市富岡の「パティスリー・リリ」にコラボを依頼し販売が実現した。
店頭には全8種が並ぶ。春夏秋冬それぞれ味があり、春は高田の桜とイチゴの「越後姫」、夏はローズマリー、秋は干し柿とサツマイモ、冬は雪室コーヒーや雪下ニンジンなどで、素材の香りも楽しめるのが特徴。生地には小麦粉と卵を使用せず、米粉と大豆を使う。今後は笹団子や酒かすなどの新味も登場予定だ。
上越商業サービス公社企画営業部の大原杏奈部長(26)は「パッケージもかわいらしいので女性へのお土産に自信を持っておすすめします。コーヒーはビターな味わいで男性にも喜ばれるのでは。外国の方はクッキーを通して上越の味を楽しんでもらいたい」。
1ケース8枚入りで、370円。ギフト向けで4個入り(1700円)、8個入り(3230円)もある。同店は土産品だけではなく、「結婚式の引き出物などとしても利用していただきたい」と話している。
価格はいずれも税別。営業時間は午前8時から午後7時。12月31日は午後5時、来年1月1日は午後6時まで。問い合わせは025-520-9758。