夏バテ防止に “飲む点滴” はいかが 鮎正宗酒造の甘酒が贈答用にも好評

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新潟県妙高市の鮎正宗酒造が夏季限定で発売している3種類の「妙高産米で造った甘ざけ」が、冷やして飲んだり、甘味料の代わりにヨーグルトにかけるなど “夏バテ防止” の健康飲料として人気を集めている。贈答用の2本セット、3本セットも好評だ。

「守貞漫稿」巻6「甘酒売り」の図(国立国会図書館デジタルコレクションより)
甘酒売りの図

江戸時代は夏に飲まれていた甘酒

寒い季節のイメージが強い「甘酒」だが、俳句では夏の季語。江戸時代には“夏バテ防止”や“暑気払い”の飲み物として親しまれ、甘酒売りが夏の風物詩になっていた。

商品を企画した鮎正宗酒造の飯吉由美さんは「甘酒は栄養価が高いだけではなく、多糖類なので血糖値が急に上がらず、体に優しい飲み物。特に昨年から人気が高まっている」と話す。

「妙高産米で造った甘ざけ」は、酒粕ではなく、米麹で作るので、アルコール分がなく子供や高齢者も安心して飲める。米と米麹を発酵させた自然の甘さで、砂糖は使っていない。ビタミン類、オリゴ糖、アルギニンなどの栄養素や食物繊維が豊富で“飲む点滴”と言われるほどだ。

牛乳で割ったり、ヨーグルトにかけても

牛乳や豆乳で割ると飲みやすくなる
鮎正宗1-2

プレーンヨーグルトにかけるとまろやかな味に
鮎正宗2-2

アイスクリームにかけた古代米入りの甘酒
鮎正宗3-2

そのまま飲んでも良く、牛乳や豆乳と1対1で割って飲めばタンパク質も同時に摂れる。プレーンヨーグルトの甘味料として使えば、発酵食品としての相乗効果も期待できそうだ。1日30ccほど飲むだけで十分なので、1本で半月以上飲める。

開封前なら半年以上は大丈夫だが、保存料を使っていないため、開封後は「空気に触れないように良く栓をして、10度以下で冷蔵し、10日以内に飲みきってほしい」という。

夏季のみの限定発売 贈答用にも好評

3種類の「妙高山米で造った甘ざけ」
鮎正宗4-2

「妙高産米で造った甘ざけ」は2017年の夏に発売し、今年が2年目。白米、玄米、古代米入りの3種類がある。いずれも500ml入りで、各930円(税込み)。贈答用に最適の3本セットは3000円(同)、古代米と白米の2本セットは2000円(同)。上越、妙高両市で、夏季のみの限定発売。

昨年の「越後・謙信SAKEまつり」で試飲ブースを設けたところ、「おいしい」と大好評だったという。飯吉さんは「まずは地元の人に飲んでほしいが、妙高産の米を使っているので、遠く離れた人への贈答用にも利用してもらいたい」と話している。

取り扱い店の問い合わせなどは同社へ。0255-75-2231

◇鮎正宗酒造公式サイト http://ayumasamune.com/