上越、妙高で60人感染 両市とも過去最多

新潟県は2022年1月28日、上越市に住む35人と妙高市に住む25人の計60人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。中等症、重症ではない。上越市は今月25日の27人以来、妙高市は同日の23人以来、いずれも過去最多となった。県内全体では549人だった。

学校関連の集団感染37人に

既存の集団感染としては上越保健所管内の学校関連で同日公表分の5人を含む37人と、同保健所管内の別の学校関連で同日公表分の3人を含む13人が確認された。

新井高、高田商高が臨時休校

県教育庁は28日、上越市と妙高市の県立学校に通う生徒3人が感染したと発表した。感染が判明したのは新井高校、高田商業高校、高田特別支援学校のいずれも1人ずつの計3人。

新井、高田商は28日から臨時休校している。高田特別支援は行動歴等の調査が終了しており、学校内での感染拡大がないとし、臨時休校はしない。

妙高市で学校教職員と園児感染

妙高市は28日、学校教職員1人と保育園児1人の計2人が新たに感染したと発表した。

いずれも同居家族の陽性が確認されたためPCR検査を行い、陽性が判明した。学校内、園内での感染拡大の可能性がないことなどから学校名、園名は非公表としている。