関川上越大橋近くに雪捨て場開設 朝からダンプカー続々

新潟県上越市は2021年1月5日、同市上島の上越大橋付近の関川河川敷下流右岸に雪捨て場を開設した。朝から晴れ間が広がったこの日、道路や民間の駐車場などで出た大量の雪を積んだ大型ダンプカーなどが続々と雪捨て場に乗り入れた。

上越大橋付近に開設された雪捨て場(2021年1月5日)
20210105雪捨て場開設

雪捨て場の一般の利用は前日までに申し込みが必要。市道路課雪対策室によると初日だけでもダンプカーなど400台以上の利用連絡があったという。午前中から上越大橋付近では雪捨て場を利用するダンプカーなどで渋滞ができた。

河川敷では誘導員の指示に従い、ダンプカーが大量の雪を捨てたほか、現場では除雪ドーザなどもフル稼働していた。

同室によると、船見公園駐車場の雪捨て場開設に向け、現在準備が進められている。桐木茂室長は「雪捨て場開設で(周辺道路が)渋滞となる可能性もあるが、皆様からご理解をいただければ」と話していた。

開設時間は午前9時から午後4時まで。除雪機械や誘導員を配置するため、土、日曜、祝日を除く利用日の前日までに氏名や搬入するダンプ台数の連絡が必要。利用連絡がない場合は開設はしない。砂利などが混ざっている雪は捨てられない。

問い合わせ、申し込みは同市道路課雪対策室025-526-5111。