新潟労災病院が1月15日から診療を再開 接触者は全員陰性

男性職員1人の新型コロナウイルス感染が2021年1月7日に判明し、外来診療と新規入院の受け入れを中止していた新潟県上越市東雲町1の新潟労災病院は1月14日、院内感染が発生していなかったとして15日から診療を再開すると発表した。

同病院によると男性職員と接触の可能性のあった人全員のPCR検査を14日までに全件終了し、全員の陰性が確認された。また、男性職員と同じ部署の職員は複数回の検査で陰性を確認しているという。

同じ部署の職員は男性職員の濃厚接触者に該当するため、14日間の自宅待機を保健所の指示で実施していることから、「万全な体制で診療することができない」とし、21日までは救急対応と歯科口腔外科の新患受け入れ、予約のある一部の入院、外来患者の診察を延期するという。

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