上越市高田で今冬初の積雪 16日頃まで山沿い大雪のおそれ

新潟県上越市高田では2020年12月14日、強い冬型の気圧配置の影響で午前中からみぞれが降り続き、午後から次第に雪へと変わり、今冬初となる積雪を記録した。昨年の12月6日より8日遅い。

雪で道路が白くなった上越市の高田城址公園付近(2020年12月14日午後3時頃)
20201214初積雪

新潟地方気象台によると、同日午後3時時点の積雪は、高田1cm、安塚13cm、妙高市関山11cm。北陸地方の上空約1500mに氷点下12℃以下の強い寒気が流れ込んだ。強い冬型の気圧配置はあさって16日頃まで続く見通し。

上越市によると、同日は今冬初めて市道の除雪車が出動。安塚、牧、板倉、清里、中郷、吉川、大島、浦川原各区で稼働した。

同気象台によると、新潟県では16日頃まで平地でもまとまった降雪となり、山沿いを中心に警報級の大雪となるおそれがあるとして、大雪による交通障害や風雪による視程障害、なだれ、着雪などに注意を呼び掛けている。

14日午後6時から15日午前6時までの上越地方の12時間降雪量予想(14日午前6時発表)は、平野で最大10cm、山沿いで最大30cm、海岸で最大5cmとなっている。