地下水への影響は? ペットは大丈夫? 鳥インフル住民説明会に市民ら224人が参加

新潟県上越市で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことを受けて県は2016年12月1日夜、地域住民を対象にした対策説明会を開いた。柿崎、大潟、吉川の3区で開催し、市民ら合計224人が参加。市民からは地下水への影響や情報提供のあり方などについて不安の声などが上がっていた。

市民ら104人が参加した柿崎区総合事務所での説明会
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対策などについて説明した県の職員
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県は1日から高病原性鳥インフルエンザが確認された上越市内の養鶏場の鶏について、全23万羽の殺処分を進めている。

柿崎区総合事務所で開かれた説明会には、市民ら104人が参加した。県の担当者は、人が鳥インフルエンザに感染する可能性は極めて低いこと、4日までに殺処分を完了する予定であることなどを説明したほか、集団で死んでいる野鳥を発見した際には保健所へ通報すること、現場の養鶏場へは近づかないことなどを呼び掛けた。今後の防疫措置の進行状況については、県ホームページで随時公開することを伝えていた。

参加した市民からは「処分した鶏を埋めるということだが、地下水への影響はないか」「家で文鳥を飼っているが対策は必要か」と不安の声が上がった。また「高齢の人が多い地域なので、ホームページではなく、回覧板や防災無線などを使用できないのか」「現場に近づかないようにと言うのなら、どこの養鶏場かを公開すべきではないのか」といった意見もあり、約1時間にわたって質疑応答が続いた。

柿崎区の男性(65)は「自宅で何か注意できることがないかと思って説明会に参加した。少しでも早く事態が収束することを願っている」と話していた。

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