「金が信念」──。新潟県上越地域で発行されている「月刊上越エリア情報誌 ジャックランド」の2020年1月号の表紙を飾っているのがこの言葉だ。
— 月刊ジャックランド (@jacklandmag) December 24, 2019
同誌は1月号について「表紙は白。そして、意味深なコメントが目印!」などとツイートしているので、誤植などの事故ではなく、意図してこの言葉を書いたようだ。
ジャックランドはこれまでも、カレーを特集した10月号の「ちょっとスパイシーな内容です。」など、表紙に「意味深な」一言を書いている。
今回の「金が信念」の表紙を開くと、地元企業の社長のインタビューが掲載されている。この社長が拝金主義者かと読み進めたが至って立派な経営者だった。
1月号なので、企業や団体などによる「謹賀新年」の名刺広告がたくさん掲載されている=写真=。これがだじゃれで「金が信念」(きんがしんねん)なのだとしたら、年賀広告を出した企業はたまったものではないだろう。
「意味深なコメント」はどの辺が意味深なのか、ジャックランド編集部に聞いた。
▽ジャックランド編集部の話
「『きんがしんねん』と読みます。来年は東京オリンピックもあり、金メダルが獲れるといいという思いを込めました。金を『きん』と読むか『かね』と読むかは、読む人の心次第」。