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上越市の村山秀幸市長が退任 3期12年間市政のかじ取り担う

4週間前

3期12年にわたって新潟県上越市の市政のかじ取りを担った村山秀幸市長(73)が2021年11月8日、任期満了を迎え退任した。「社会が大きく急激に変化する前の12年、市長を務めさせてもらった。これからの時代は厳しいと思うが、行政も市民も果敢にチャレンジしてほしい」と述べ、晴れやかに笑顔で市役所を後にした。

大勢の職員が拍手で見送る中、花束を受け取る村山市長
20211108村山市長退任

退任を前に市長として最後の記者会見を開き、東日本大震災や板倉区国川の地すべり、水害、大雪などの災害を振り返り、「コロナ禍も災害級で、私の12年間は災害を避けて通ることができず、対応力を問われた」と述べた。12年の市政運営の成果として、財政健全化に一定の道筋を付けられたとし、やり残したことには経営不振となっている合併で増加した第3セクターの対応などを挙げた。

次の市政に対しては「市民のための市政となることを願っている。市民の選択であるので自信を持って負託に応え、信頼感ある市政運営をしていただきたい」と言葉を贈った。

退任後は市政に関わる考えはないという。「地域の中でお手伝いすることはあるかもしれないが、私自身から何かすることはない」と語った。

正午の退庁時には、市役所1階市民ホールに「村山市長12年間ありがとうございました。これからもお元気で!」と書かれた横断幕が掲げられ、大勢の職員が拍手で見送った。職員から花束を贈られた村山市長は、「ありがとう」と笑顔で何度も手を振って応え、車に乗り込んでいった。

村山市長は県職員、上越市副市長を経て、2009年に初当選。以来3期12年にわたって市長を務め、今期限りで勇退した。

9日には新市長となる中川幹太氏(46)が初登庁する。

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