新潟県上越市仲町4の高田ターミナルホテル内「旬魚料理と地酒の店 大黒屋」は2021年6月11日から、新メニューとして九州の名物料理「ちゃんぽん」を発売する。九州出身の板前が作り、通常880円のところ、20日までは600円の特別価格で提供する。
上越にはちゃんぽんの専門店がなく、九州の一般家庭で出されるような本場のちゃんぽんが食べられるのは上越では珍しいという。
具材は、イカ、エビ、アサリ、かまぼこのほか、キャベツ、タマネギ、鶏肉、うずらの卵など10種類以上。肉厚でぷるぷるな上越産生キクラゲも加えた。魚介、豚、鶏から取った塩ベースのスープで、具材とちゃんぽん麺を煮込んで作るため、麺にスープや具材のうまみが適度に染み込み、もっちりとした麺の食感も味わえる。
全体的にあっさり味で仕上がっており、ボリュームたっぷりながら最後のスープまで楽しめる。
昼夜問わず販売し、価格は880円。新発売キャンペーンとして、今月20日まで600円で提供する。
主に作るのは、今年の4月から板前として同店の調理場に立つ、江口祥さん(26)。佐賀県の生まれで、ちゃんぽん発祥の地の長崎に近い町で育ったこともあり、幼少時からちゃんぽんに慣れ親しんでいたという。得意料理として同店スタッフにふるまったところ、好評だったことからメニュー化が決まった。
「佐賀弁で言うと『がばいおいしかよ!』(とてもおいしいよ)。食べやすく、お酒の後の締めにもお薦めなちゃんぽんを、ぜひ大黒屋で味わっていただけたら」と話している。
営業時間は午前11時30分から午後2時まで、午後5時から同10時(9時30分ラストオーダー)まで。ホテル西側、線路沿いに駐車場あり。
問い合わせは 025-523-5428。