上越、妙高、糸魚川の警察署による合同捜査班は2020年2月17日までに、広域にわたる神社仏閣などを対象とした連続建造物侵入・窃盗等事件で逮捕された住所不定無職の男(63)の捜査を終結したと発表した。男は2018年1月頃から、2019年10月28日の逮捕までの間に、上越、妙高、糸魚川3市と、長野、富山、福島、茨城各県の神社仏閣などに侵入し、さい銭箱などから現金を盗んだ。
発表によると、男は2019年10月28日、新潟県上越市内の神社社殿に侵入し、さい銭を盗もうとして現行犯逮捕されていた。確認された犯行件数は92件、被害総額(現金)は計約50万円。2020年2月13日に高田区検察庁に送致された。
同署によると、盗んだ50万円は生活費や交通費に使用された。犯行のほとんどは男の自供から発覚しており、全件について犯行を認めたという。