上越市教育委員会は2017年11月30日、インフルエンザによる欠席者増加のため、清里区の市立清里小(児童136人)の6年生と、頸城区の市立明治小(児童71人)の1年生で学年閉鎖の措置を取ったと発表した。上越市立の小中学校でインフルエンザによる閉鎖措置は今シーズン初。
市教委によると、清里小6年生27人のうち5人が欠席し、このうち4人がインフルエンザB型と診断された。明治小は1年生9人のうち4人が欠席し、このうち3人がインフルエンザA型と診断された。学年閉鎖の期間はいずれも12月1〜4日の4日間。
新潟県福祉保健部によると、上越保健所管内で11月20~26日に定点観測した1医療機関当たりの発生数値は0.80で、流行開始の目安の1.0を超えていないが、県内全体は2.66ですでに流行期に入っている。