初の単行本「アルティメットジャンケン」発売! 妙高市の漫画家いぬころすけさん

新潟県妙高市在住の漫画家「いぬころすけ」さん(32)がウェブ無料漫画サイトに連載していた漫画『アルティメットジャンケン』が初の単行本になり2019年12月23日、KADOKAWA(東京)から全国発売された。地元の文教堂書店新井店は著者のイラストを掲示し、平積みにして販売している。

12月23日に発売された「アルティメットジャンケン」の単行本(文教堂書店新井店) 文教堂2

『アルティメットジャンケン』は、世界各国からテレパシー、予知能力、超反射神経、強運などの能力を持つ精鋭8人が、ジャンケンの決勝トーナメントで戦うストーリー。投稿サイトに発表した同名作品が編集者の目に止まり、ストーリーやせりふはほぼそのままに、絵を全面的に書き直した。今年6月1日からKADOKAWAのウェブ無料漫画サイト「コミックウォーカー」と「ニコニコ静画」で連載がスタートし、現在は15話まで配信されている。

自宅で漫画を執筆中のいぬころすけさん いぬころすけ

第1巻は1〜9話をまとめたもので、表紙絵を新たに描き起こした。いぬころすけさんは「単行本はずっと目標だったのでうれしい。友達からも喜んでもらっている。自分で一番気に入っている作品なので、人気が出て続編が描ければうれしい」と話している。

文教堂書店新井店(栗原5)では、著者のイラストなどを掲示し、カウンター前に平積みにして販売を始めた。特典ペーパー付きのサイン本も用意している。1冊630円(税別)。

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