上越市ガス水道局発注の本支管工事をめぐる談合疑惑の住民訴訟は、2017年3月6日に新潟地裁の判決が出る。判決を前に原告団は1月21日、上越市土橋の市民プラザで報告集会を開き、これまでの裁判の経緯などについて市民に説明する。入場無料で、誰でも参加できる。
原告は市民有志12人。2006年から2011年度に、同局発注の工事で12の業者が談合を行い、少なくとも予定価格の約3%の損害を上越市に与えたとして、12の業者に対して約1億3000万円を賠償請求するよう市に求めている。市側は、原告が主張する談合が具体性に欠け不明確だなどとして請求棄却を求めている。
報告集会では、2015年4月の提訴から結審した2016年12月の第9回口頭弁論までの経緯を、弁護団長の齋藤裕弁護士や加賀谷達郎弁護士らが説明する。
報告集会の時間は午後1〜3時の予定。
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