上越市での集会には雨の中約700人が参加 安保法案反対一斉行動

安全保障関連法案に反対する全国一斉の抗議行動「100万人大行動」の上越集会が2015年8月30日、新潟県上越市下門前のかに池公園(イオン上越店北側)で行われた。時折激しい雨の降るあいにくの天候だったが、約700人(主催者発表)が参加した。

雨にもかかわらず多くの人がかに池公園に集まった
集会1

集会は、弁護士や労組、市民団体らが実行委を組織して開いた。

主催者を代表して馬場秀幸弁護士が「安倍政権は憲法の手続きなど関係なく戦争法案を成立させようとしている。安倍政権を許さない。みんなで頑張りましょう」とあいさつ。続いて20代の若者や上越教育大学の院生、子育て中の母親、弁護士、労組の代表、元教員などさまざまな立場の人がマイクを握った。

さまざまな立場の人がマイクを握って訴えた
集会3

子育て中の母親の立場から同市の長澤美穂さん(36)は「子供たちが戦場に行くかもしれないという現状をつきつけられている。子供たちの未来を奪われてたまるか」と力強く訴えた。また、上越市職員労働組合の沢田繁執行委員長は「私たち公務員も、昔のように赤い紙を持って戦争へ行けというようなことは絶対にしたくない。一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。

集会2

安全保障関連法案廃案を求めるアピールを採択した後、上越市役所まで約1.7kmをシュプレヒコールをあげ「戦争法案NO!」などのカードを手にデモ行進した。

デモ行進
デモ