上越市大潟で35.7度の猛暑日 10月の観測史上全国1位を更新

新潟県内は2018年10月6日、台風25号の接近に伴うフェーン現象で強い南よりの風が吹いて気温が急上昇し、軒並み30度以上の真夏日を記録した。上越市大潟では午後1時51分、最高気温35.7度を記録する猛暑日となり、10月の最高気温としては、観測史上全国1位の記録を更新した。

上越市大潟区(2018年10月6日午後1時撮影)
大潟区土底浜

これまで10月の最高気温の全国1位は、2013年に糸魚川で観測された35.1度だった。この日は三条で36.0度、長岡で35.3度など県内の複数の観測地点で記録を更新した。

上越市高田でも午後1時55分に最高気温34.1度を記録し、10月としては1922年の統計開始から観測史上1位の値となった。これまでは2013年10月9日の32.2度が1位だった。

「城下町花ロード」が開かれている上越市の高田中心商店街では、半袖の人が多く、日傘をさして歩く女性の姿がみられた。