熱中症の疑いで妙高市80歳代女性死亡 屋外での作業や運動は自粛を

新潟県妙高市内で80歳代の女性が熱中症とみられる症状で2018年7月18日に死亡していたことがわかった。18日午後6時前、女性が自宅裏の畑で倒れているのを付近の住民が発見し、女性の家族が119番通報した。上越地域消防本部によると、管内で熱中症が原因とみられる死者が出たのは今夏初。

熱中症

家族の通報を受けた救急隊が現場に到着した時点で、女性はすでに心肺停止状態だったという。救急車で市内の病院に搬送されたが、同日中に死亡が確認された。

新潟地方気象台によると、18日の妙高市関山の最高気温は30.2度。上越地域消防本部によると、18日に管内で熱中症の疑いで救急搬送されたのは7人。

同本部は「暑い日が続いている。屋外での作業や運動はできる限り控えてほしい。高齢者や子供だけではなく、元気な大人でも生活の乱れや疲れから熱中症を発症することもあるので、各自注意をしてほしい」と呼びかけている。