上越市高田東ゲートボールハウスで灯油盗難 250リットル抜き取られる

2018年2月2日、新潟県上越市本新保の高田東ゲートボールハウス屋外に設置している灯油タンク(容量490L)から灯油が抜き取られているのを施設管理人が発見した。同施設を管理する同市によると抜き取られた灯油の量は約250Lで、灯油が抜き取られたのは1日夕方から2日朝にかけてとみられる。同市は上越警察署に被害届を提出した。

屋外に設置されている灯油タンクから灯油が抜き取られた高田東ゲートボールハウス
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2日午前8時30分過ぎ、施設利用者が「休憩室の暖房が突然切れた」と施設管理人の戸倉寛さん(77)に連絡した。休憩室に設置してある2台の暖房機は、屋外の灯油タンクから直接給油されることから、戸倉さんがタンクの確認をした所、タンクはすでに空で、給油口のバルブをペンチのようなもので無理やりこじ開けられた形跡があり、すぐさま同市に連絡したという。

バルブにはペンチのようなもので無理やりこじ開けられた形跡があった
高田東GBハウス3

戸倉さんによると1日夕方に帰宅する際、タンクの元栓を締め、灯油の残量を確認。その際、灯油はタンクの約半分ほど残っていたという。また、灯油タンクの給油口のバルブを開くにはコック栓が必要。タンクが屋外に設置されているため、灯油の盗難防止などを目的に、コック栓は戸倉さんが管理し、使用する都度、コック栓を設置していた。

灯油が抜き取られたタンク
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同市高齢者支援課によると同施設の灯油タンクは1か月に1度のペースで給油をしている。同施設以外の市内7か所にある他のゲートボールハウスの給油タンクは屋内に設置されていることなどから、 被害はなかった。 同課は「関係施設で情報共有し、今後被害に遭わないよう対策をしていきたい」と話している。

高田東ゲートボールハウス