2021年1月12日午前10時頃、新潟県上越市東本町3の空き家の屋根が雪の重さでつぶれた。同市内では前日11日にも南本町1で空き家が倒壊している。
現場は雁木が連なり住宅や商店が立ち並ぶ通り。木造2階建ての建物の屋根の前部がV字に折れた。近隣住民らによると、15年以上前から空き家だった。倒壊の危険があるため所有者が先月解体予定だったが、降雪などで延期になっていたという。
隣に住む70代の女性は「早く解体してほしかった。(町家は隣家と壁などを共有しているため)うちも引っ張られてつぶれそうで怖くて家に入れない」と話していた。