ピンクの花 ひときわまぶしく 高田公園外堀でハス開花

ハスの大群生で知られる新潟県上越市の高田公園の外堀2か所で2019年6月21日、ハスの一番花が咲いた。開花は昨年より1日早い。

高田公園北堀で咲き始めたハスの花(21日午前9時頃)
北堀のハス3

 

開花が確認できたのは、北堀と南堀の2か所。北堀の開花場所は県立高田北城高校の向かい側で、交差点近く。堀の護岸から約2mの所に1輪だけ咲いた。午前9時頃に通りかかり、花を撮影していた上越市鴨島3の夫妻は「毎朝散歩してつぼみを数えている。遠くからピンクの花が見えたので一番花だと思った」と話していた。

西堀のお城弁財天近くで開花したハス(21日午前10時頃)
西堀のハス2

南堀の一番花はお城弁財天の近く。護岸から5mほどの所で、葉の陰に隠れるようにひっそりと咲いていた。

高田公園管理事務所では「今年は西堀で生育がやや悪く、水面が見えている場所がある。西堀橋の北側で枯れたような葉が目立つ」と話す。

高田公園は「東洋一のハス」と言われ、外堀を埋め尽くす16haの大群生が初夏の風物詩になっている。ハスの見頃にあわせて開催される「第40回上越蓮まつり」は7月20日から8月25日まで開かれる。