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旧直江津駅の大時計など展示 信越線関山―直江津間開業135年記念の鉄道部品展

2か月前

135年前の1886年(明治19年)8月15日に新潟県初の鉄道として信越線関山─直江津間が開業したことに合わせ、上越市西本町3の直江津ショッピングセンター「エルマール」イベント広場で、旧直江津駅の大時計や旧脇野田駅の駅名板などを展示した鉄道部品展が開かれている。2021年8月15日まで。

旧直江津駅の大時計を眺める来場者
懐かしの鉄道部品展

JR東日本鉄道OB会直江津支部(牛木幸一支部長)が初めて企画した。会場には、同会や会員個人が所有する鉄道部品や写真パネルなど約150点を展示している。

山小屋風の青い三角屋根が特徴だった3代目直江津駅の大時計は、1976年に当時の直江津駅振興会が寄贈したもので、改築に伴う1998年の旧駅舎解体まで駅のシンボルとして時を告げていた。解体後に一般に公開されるのは初めてという。

旧脇野田駅などの駅名板
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気象告知板
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このほか、鉄道敷設に尽力した室孝次郎の手紙や2015年の北陸新幹線の開業に伴って移転し「上越妙高駅」となった「脇野田駅」の駅名板、「あさま」「きたぐに」などの号車番号札、電気機関車のブレーキハンドル、蒸気機関車(SL)の機関士や駅員の制服、乗務員や駅員に気象情報を色で伝えた「気象告知板」、合図灯などが並ぶ。2代目の直江津駅や、直江津機関区の扇形に並んだ22の車庫と転車台を写真パネルもある。

合図灯や昭和20年代に造られた運輸省の大火鉢
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鉄道ファンという、長野市の会社員の兄(26)と弟(21)は、「気象告知板など古い部品にビビッときた。昔の直江津駅は初めて知った」と興味深そうに眺めていた。

3代目(左)と2代目の直江津駅の駅舎の写真パネル
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牛木支部長(70)は「8月15日は終戦の日と同時に、135年前は新潟県で鉄道という近代化が始まった日で、直江津には新しいスタートの日。先駆者の気構えも感じてほしい」と話していた。

時間は午前10時から午後4時まで。

電気機関車のブレーキの解説をするJR東日本OB会直江津支部の会員
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直江津ショッピングセンター エルマール