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【被害状況】上越市内で道路冠水や住宅被害も 台風21号接近で各所に影響

4年前

上越市大雨災害対策本部は2017年10月23日正午までの、台風21号の影響による被害状況をまとめた。河川増水や道路冠水、倒木や土砂災害、停電や断水などの被害があり、47か所開設された避難所には午後2時現在、計102人が避難したほか、臨時休校の措置が取られた保育園、学校もあった。

上越市鴨島1の古川の水が溢れ、川沿いの道路が浸水した
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鴨島で住宅被害

23日正午現在、同市がまとめた災害の概要によると、人的被害の報告はない。建物被害は住家、非住家での床下浸水、床上浸水、屋根破損などは12件だったが、上越南消防署から鴨島1、2、仲町1、本町1、土橋、東本町3で床上浸水15件、床下浸水78件があったと報告もあった。 鴨島1、2では、関川支川の古川の水が溢れ、付近の住宅で床上、床下浸水の被害があったという。近隣住民によると、一時は成人男性の腰付近まで水位が上がり、橋が水没して通行止めとなるほどだった。市消防団などは住宅街に溢れた水を関川に排水する作業に追われていた。鴨島2に住む男性(66)は「午前6時30分頃には道路が浸水していた。一時は玄関まで水が迫ってきたが、少しずつ水位が下がってきているようで安心した」と話していた。また、同所近くに住む人のうち、消防が用意したボートで避難する人もいた。

鴨島1では、住宅街に溢れた水の排水作業が行われた(10月23日午前10時30分頃)
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公共施設被害は16件

天井のはがれや外灯の破損、垣根の倒壊など、公共施設被害は16件。道路や水路などの被害は109件となった。

道路が塞がれ通行止めも

市内各所では土砂災害や倒木被害もあり、道路が塞がれ、通行止めになる箇所も。大島区の宿泊施設「菖蒲高原ベルハウス」では県道と林道4箇所が塞がれたため、施設管理人1人と利用者3人が孤立状態となったが、正午前に土砂撤去を行い、復旧完了した。 桑取地区の小池地内では県道ののり面が崩壊。道路が損壊したことに伴い、水道管があふれる被害があった。小池町内約7世帯で午前7時50分から断水被害もあったが、午前11時40分には工事を始めた。現在は応急処置で復旧中。

避難所は47か所開設

避難所は47か所開設され、城北中(栄町)に12人、高志小(木田3)に17人、カルチャーセンター(春日新田2)に18人など、計102人が避難した。福祉避難所には2人が避難した。23日午後5時過ぎまでには柿崎、名立、高田、新道、春日、和田、浦川原区有島に出されていた避難情報は解除された。

臨時休園や休校も

市内公立保育園は15園が臨時休園、小、中学校計72校のうち、もともと文化祭の代休だった38校以外に、26校が臨時休校となった。休校となった小学校17校で放課後児童クラブの臨時開設措置が取られた。

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