除雪機で指2本を切断 板倉区の50代男性

新潟県上越市と消防によると2022年2月6日、板倉区の50代男性が除雪機で指を切断する事故が発生した。

午前10時40分頃、板倉区栗沢で、1人で除雪作業をしていた男性が、除雪機に詰まった雪を取り除こうとしたところ、回転刃に接触。右手中指と薬指の第一関節を切断し、人差し指を部分切断する重傷を負った。男性は市内の病院に救急搬送された。

市によると、同日午前10時の板倉区久々野の積雪は280cmだった。

市では除雪作業時の注意点として、除雪機に詰まった雪の除去は、必ずエンジンを止めて雪かき棒を使って行うことや、作業はできるだけ2人以上で行うことなどを呼び掛けている。

市内で今冬発生した雪による人的被害は死者1人、重傷者6人、軽傷者10人の計17人となった。